「お金のことを相談したいけれど、誰に頼めばいいのか分からない」——そんなときに役立つのが、日本FP協会が運営する「CFP®認定者検索システム」です。所在地や相談したい内容から、全国のCFP®認定者(FPの上級資格者)を無料で探すことができます。この記事では、CFP®とはどんな資格か(守るべき義務やルールも含めて)、検索システムの使い方、そして条件を指定して自分に合うFPにたどり着く検索のコツを、実際のご相談エピソードとあわせてご紹介します。
📌 この記事の要点
- CFP®は、FPの上級資格として知られる国際的なライセンスで、試験・実務経験・継続教育が求められます。
- 日本FP協会の「CFP®認定者検索システム」で、所在地や相談分野から全国のCFP®認定者を無料で探せます。
- 検索は「利用条件に同意→地域・相談分野を指定→結果一覧→認定者情報を確認」という流れです。
- CFP®認定者には、2年ごとの資格更新・継続教育(30単位以上)や倫理規程・行動基準の遵守といった義務があり、信頼性の裏付けになっています。
- 実例では、50代独身女性や40代女性経営者が、ライフプラン相談を通じて次の一歩を踏み出しました。
CFP®とはどんな資格か
CFP®(サーティファイド ファイナンシャル プランナー)は、FP(ファイナンシャル・プランナー)の上級資格として位置づけられる資格です。米国に本部を置くFPSB(Financial Planning Standards Board)の基準に基づく国際的なライセンスで、日本ではNPO法人日本FP協会が認定しています。取得後も継続教育が求められる点が特徴です。
FPの資格にはいくつかの種類がありますが、CFP®はそのなかでも上級に位置づけられる資格として知られています。資格試験に加えて一定の実務経験が求められ、認定後も継続的に学び続けること(継続教育)が必要とされます。「くらしとお金」に関する幅広い相談に、専門知識をもって対応することが期待される資格です。
申し遅れましたが、本記事を監修する石田も、そのCFP®認定者の一人です。資格はあくまで土台であり、大切なのはお客様一人ひとりの状況に合わせて伴走することだと考えていますが、相談相手を選ぶときの一つの目安として、こうした資格を知っておくと安心材料になります。
CFP®認定者に課せられた義務とルール
CFP®認定者には、資格を維持するための継続的な学習と、守るべき行動ルールが課せられています。具体的には、2年ごとの資格更新にあたり所定の継続教育(30単位以上、必須課目に「FP実務と倫理」を含む)が義務づけられ、あわせて協会の倫理規程・FP行動基準の遵守が求められます。「一度取れば終わり」ではない点が、信頼性の裏付けの一つです。
① 2年ごとの更新と継続教育(学び続ける義務)
CFP®資格は2年ごとの更新制で、その期間に30単位以上の継続教育を受けることが必要です。必須課目として「FP実務と倫理」が定められており、制度改正や最新の実務、そして倫理を、定期的に学び直す仕組みになっています(必須課目の単位数は、2028年4月以降に開始する継続教育期間から見直しが予定されています)。
② 倫理規程・FP行動基準の遵守
CFP®認定者は、日本FP協会の会員倫理規程やFP行動基準を守ることが求められます。そこには、お客様の利益を優先すること、守秘義務を守ること、重要な事項をきちんと説明することなどが定められています。資格は「知識の証明」であると同時に、こうした行動のルールに従う約束でもあるのです。
📌 信頼の裏付けになるポイント
・2年ごとの資格更新と継続教育(30単位以上・必須課目に「FP実務と倫理」)
・倫理規程/FP行動基準の遵守(顧客利益の優先・守秘義務・説明責任)
・FPSBの基準に基づく、世界で広く認められた国際資格
もちろん、資格や制度だけで相談相手の良し悪しが決まるわけではありません。それでも、「学び続け、倫理を守る約束をしている人」であることは、相談相手を選ぶうえで一つの安心材料になります。
日本FP協会「CFP®認定者検索システム」とは
CFP®認定者検索システムは、日本FP協会が運営する公式の検索サービスです。相談したい地域や相談分野などの条件を指定して、全国のCFP®認定者を無料で探せます。家計・教育資金・住宅ローン・保険・老後資金・ライフプラン全般など、漠然とした不安でも相談先を見つけられるのが特長です。
このシステムでは、CFP®認定者自身が登録した情報(所在地・相談分野・プロフィールなど)をもとに、自分に合いそうなFPを探すことができます。利用は無料です。気になる認定者が見つかったら、その情報ページから直接問い合わせて相談を申し込む、という流れになります。
このシステムはFP相談や講演・執筆などの依頼を目的に提供されており、商用目的での利用はできません。また、問い合わせや相談・契約は利用者とCFP®認定者の間で行われるもので、協会がその内容について責任を負う立場にない点も、あらかじめ知っておきましょう。
CFP®認定者検索システムの使い方
使い方はシンプルです。「利用条件に同意する→地域や相談分野などの条件を指定する→検索結果の一覧を見る→気になる認定者の情報を確認する」という4ステップで、自分に合うFPを探せます。地域は都道府県や市区町村から、相談分野は得意とするテーマから絞り込めます。
- 検索ページを開き、利用条件に同意する:日本FP協会のサイトでCFP®認定者検索システムを開き、利用条件を確認のうえ「同意した上でFPを探す」へ進みます。
- 地域・相談分野などの条件を指定する:お住まいやアクセスしやすい地域(都道府県・市区町村)、相談したい内容(ライフプラン、資産運用、保険、相続など)を選びます。
- 検索結果の一覧から候補を見る:条件に合うCFP®認定者の一覧が表示されます。事務所名や所在地などから、気になる方をピックアップします。
- 認定者情報を確認して問い合わせる:プロフィールや相談分野、対応方法などを確認し、相性が良さそうなら情報ページから直接相談を申し込みます。
「何を相談すればいいか分からない」という段階でも問題ありません。漠然とした不安をそのまま伝えられるのも、FP相談の良いところです。
【検索の例】条件を指定して、自分に合うFPにたどり着く流れ
検索の具体的なイメージをつかんでいただくために、一例として、当事務所FPisが一覧に表示される検索条件をご紹介します。大切なのは特定の事務所を探すことではなく、ご自身の地域と相談したいテーマで絞り込むこと。同じ要領で検索すれば、あなたの状況に合ったCFP®認定者が見つかります。
たとえば、次のように条件を指定して検索すると、その条件に合うCFP®認定者の一例として、当事務所FPis(石田健雄)も一覧に表示されます。
🔍 検索条件の入力例
・地域:東京都 → 渋谷区(ご自身が面談しやすいエリアに置き換えてください)
・相談分野:ライフプラン/資産運用/相続など、相談したいテーマ
・結果一覧に表示されたCFP®認定者のプロフィールを見比べて選びます。
このように、「地域」と「相談分野」を指定するだけで、条件に合うCFP®認定者が一覧で表示されます。これはあくまで検索方法の一例で、特定のFPをおすすめするものではありません。表示された方々のプロフィールや得意分野を見比べ、「この人になら話してみたい」と思える相性のよい相手を選ぶことが、相談を有意義にする第一歩です。お住まいの地域やご自身の悩みに合わせて、ぜひ気軽に検索してみてください。
【実例1】50代独身女性:仕事中心の毎日から、やりたいことへ一歩
この検索システムを通じてご相談くださったC様は、50代の独身女性。これまで仕事を中心に走り続け、何かと自分のやりたいことを我慢してこられました。ライフプラン相談を通じて家計と将来を見える化したことで、転職・一人暮らし・旅行など、「やってみたかったこと」へ一歩を踏み出すきっかけをつくるお手伝いができました。
C様は、長年お仕事を最優先にしてこられた方でした。「自分のためにお金を使うのは、なんとなく後ろめたい」——そんな気持ちから、旅行や住み替え、働き方の見直しといった希望を、ずっと先送りにしてこられました。
FPisでは、収入・支出・資産を時間軸で見える化し、「これからの人生で、何に・どれくらいお金を使えるのか」を一緒に整理しました。数字で見えてくると、「実は、やりたいことに踏み出しても大丈夫」と思える余地が見つかることがあります。C様も、転職や一人暮らし、旅行といった希望に向けて、安心して一歩を踏み出すきっかけをつかまれました。
ライフプランは、我慢を続けるためのものではなく、「やりたいことを、安心して選ぶため」の地図でもあります。
【実例2】40代女性経営者:引き継いだ会社と、家族・従業員のための決断
同じく検索システムからご相談くださったD様は、40代の女性。病気で倒れたご主人から小さな会社を引き継ぎ、経営しておられました。「ご主人と同じように経営を続けるのは難しく、このまま続けることが家族や従業員にとって本当に良いことなのか」と悩まれてのご相談でした。FPisは、転職を想定したライフプランをお作りし、関係者みなが納得できる未来に向けて、継続的にサポートしています。
「このまま続けることが、家族や従業員のためになるのだろうか」
D様は、ご主人が築いてこられた会社を、思いがけない形で引き継ぐことになりました。責任感から懸命に経営を続けてこられましたが、同じように続けることの難しさと、ご家族・従業員への影響との間で、深く悩んでおられました。
FPisでは、会社を続ける場合と、転職など別の道を選んだ場合のライフプランを並べて見える化し、それぞれでご家族の家計やこれからの暮らしがどう変わるかを一緒に確認しました。経営に関わる法務・税務の判断は専門家と連携しながら、D様ご自身が納得して選べるよう、情報の整理を伴走しました。
正解が一つに決まる問題ではありません。だからこそ、関係者みんなが少しでもハッピーになれる未来に向けて、FPisは今も継続してサポートを続けています。
※ プライバシー保護のため、ご相談内容は趣旨を変えない範囲で匿名化・一部調整しています。会社の事業承継・税務・法務に関わる判断は、税理士・弁護士など各分野の専門家へのご相談をお勧めします。
自分に合うFPを選ぶときのポイント
資格は相談相手を選ぶ目安の一つですが、それだけで決まるものではありません。相談分野が自分の悩みに合っているか、わかりやすく対話できるか、特定の金融機関に偏らず中立的に提案してくれるか、一度きりでなく継続して伴走してくれるか——といった視点で、相性のよい相手を選ぶことが大切です。
- 相談分野が合っているか:ライフプラン、資産運用、保険、相続など、自分の悩みを得意とするか。
- わかりやすく話せるか:専門用語をかみくだいて、納得できるまで説明してくれるか。
- 中立性があるか:特定の商品に誘導せず、お客様の利益を最優先に提案してくれるか。
- 継続して伴走してくれるか:一度の相談で終わらず、見直しや実行まで一緒に進めてくれるか。
CFP®認定者検索システムは、こうした相手を見つけるための入り口です。気になる方が見つかったら、まずは気軽に問い合わせてみることをおすすめします。
📝 相談前にあると役立つもの
完璧に準備する必要はありませんが、次のメモがあると相談がスムーズになります。
・毎月の収入と支出のおおよその金額
・預貯金・保険・投資などの資産の状況
・気になっていること、これから叶えたいこと(働き方の見直し、住み替え、旅行など)
「うまくまとめられない」という方も、そのままお越しいただいて大丈夫です。一緒に整理するところから始めます。
CFP®認定者検索システムに関するよくある質問
CFP®認定者検索システムは無料で使えますか?
CFP®とはどんな資格ですか?
CFP®認定者にはどんな義務やルールがありますか?
どんな条件で検索できますか?
渋谷のFPis(石田)を探すにはどう検索すればよいですか?
何を相談したいか決まっていなくても大丈夫ですか?
CFP®認定者なら誰でも同じですか?
このシステムを商用目的で使えますか?
FPisにはどんな相談ができますか?
「誰に相談すればいいか分からない」——その入り口を、一緒に整理してみませんか?
FPisは、ライフプランの作成から家計・保険・資産運用・相続、働き方や事業の見直しまで、中立的な立場でワンストップに伴走します。初回相談は90分無料です。
東京・渋谷のFP事務所FPisが選ばれる理由
FP事務所FPis(エフピス)は、東京都渋谷区に拠点を置く独立系FP事務所です。代表の石田健雄はCFP®認定者で、第一生命に35年勤務し、100世帯超のお客様のお金の課題に向き合ってきた実績を持ちます。FP相談・保険・証券をワンストップで提供します。
石田 健雄(いしだ たけお)|FP事務所FPis代表
CFP®・1級FP技能士。第一生命に35年間勤務後、2025年4月に独立開業。100世帯超のライフプラン・保険・資産運用・相続をサポート。渋谷区渋谷2-19-19 ワコー宮益坂ビル5階。対面・オンライン・LINE・電話で対応。
対応エリア:東京都渋谷区周辺・首都圏全域(オンライン可)

